匿名のブログを読んでいるときに、ブログ主の属性を想像しながら読む。今このプログを読んでおられる読者も同様だろう。私近辺、あるいはそれ以上の年代の人は、まず注目するのは、相手が男か女かだと思う。男の見方、女の見方で大きく役割期待等が異なる時代で育ったからだろう。混沌とした世界を 1/2 に絞れるので有益な判断材料になる(比率は重要ではない。感覚的な話だ。笑)。

その次が、年代ではないか。年金問題等をはじめとする世代間対立の部分もあり、私も最近は良く意識するようになった。これで残りのさらに1/2の3/4近くの想像がつくようになる。自分の人生で歩んできた道を踏まえて、想像力を働かせ推測する。ブログに書かれている内容だけでなく、使用する語彙などからも想像できる場合がある。

その上で、書かれている内容から、今の職業や既婚未婚、さらに育った家庭環境や嗜好等を含めた現在のライフスタイルを汲み取り、自分が関わるとしたら、どのような言葉を発するべきか、また波長が合いそうかを探っていくのではと思う。しかし、当然ながら決して100%にならないところがみそである。

実生活だと、明示しなくとも、性別や年代が、外見を頼りにそれらのことが瞬時に判断のつくことが多い。一方、この頃は名前だけではもちろん、外見でも男か女か、また国籍も区別がつかない場合も多くなった。若い人は、旧世代と比較してジェンダー意識は薄いようなので、それらの情報とは判断基準は異なるのかもしれないが、本当のところは良くわからない。ブログだと、隠そうと思えば、自らの属性をすべて隠したままで通る奇妙な世界である。

 

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